
アルゼンチンの本です。某雑誌社でみせて頂きました。
拾ってきたダンボールをハードカバーに、手書きの絵の具で一つ一つタイトルが書かれています。(絵の具でTHAT WOMANって書いてあります。)
アルゼンチンのとある一家でおばちゃんや子供がこんな本を作る作業をいているそうです。
アルゼンチンでは10年程前の金融危機で、銀行が破綻し全ての預金者のお金がパーになってしまったそうです。
しっかり働いてしこたま預金していた人も、銀行に預けるお金なんてないほど貧乏で遊び回っていた人も、全ての人が平等に貧乏になってしまったそうです。
今では国から月に幾らかのお金が国民に支払われるという形で働きながら暮らしているそうですが、どうやらかなりの人々が貧乏極まりない生活のようです。
そんななかでも本や、写真集などは個人の力で作ろうと思う有志の方々がいるそうで、日本では考えられないくらい原始の形でこのような本が売られているみたい。
この本を見せて下さった編集者の方はこの本を神棚に飾ってると冗談でおっしゃってました。
シンプルでお金のかかっていない本ですが、この本を読んで欲しいから作りました、というメッセージが素直に伝わってきてつい読んでみたくなります。
いい本を見せてもらいました。